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とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

李舜臣の詩

将軍の深い感受性で綴られた文です・・・涙が出ちゃいます・・


「海に誓えば」(題名はとぶわにが)

誓海漁龍動

盟山草木知

讐夷如盡滅

雖死不爲辭

goroku02


海に誓えば 魚や龍も飛び跳ね
山に誓えば 草木も我が心を分かってくれる
敵を全て討てるのならば
たとえ死すとも 受け入れよう


李忠武公全書の15巻“陣中吟”
王が都を捨てて避難したとの便りを聞き、国の今後を心配しながら、忠心としての固い意志と壮夫としての気骨、忠魂を表現した言葉である。

原文は“王は遠く西に行かれ、王子は北で危機に立ち向かう今日は一人の臣下が国を思う日である。今こそ壮夫達は功績を積む時だ。
海に誓えば魚が感動し、山に誓えば草木が私の心を知るのだな。この恨み、敵を全て討つことができるのなら、たとえこの身が死そうとも喜んで受け入れよう。


日本語がおかしいですが・・・いい訳があったら教えて下さい。
私はこの詩(?)がとっても好きです。感動します。

将軍は戦いの直中にあって緊張の連続でありながら、こうやって自然を見つめていたんでしょうか。

深刻に国を思い、敵を追い出す方法を考えながら、
ある時は海に出て考えてみる、すると船の回りで魚が飛び跳ね、波がやさしくうったり、
またある時は山に出掛けてみる、すると樹木や草が将軍の回りで戯れ、風が心地よく吹いたり。
その自然の音を聞きながら、また思いを新たにする。

息詰まるほどに深刻ながら、自然を感じられた将軍の心。
それとも自然に触れなければ緊張の糸が切れて、自分を見失ってしまう境地だったのかもしれません。












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